建ぺい率と容積率

建ぺい率と容積率は、都市計画や建築基準法などで定められている指標で、都市の建築物の建設や配置に関する規制や基準を示しています。

◎建ぺい率(けんぺいりつ)◎
建ぺい率は、敷地の一定面積に対する建物の面積の割合を示す指標です。たとえば、建ぺい率が60%の場合、敷地の60%までしか建物を建てることができません。建ぺい率が高いほど、敷地内に建物が密集し、建物同士の距離が狭くなります。

◎容積率(ようせきりつ)◎
容積率は、敷地の一定面積に対する建物の容積(体積)の割合を示す指標です。たとえば、容積率が200%の場合、敷地面積の2倍の容積まで建物を建てることができます。容積率が高いほど、建物の高さや建物の数が増えます。

これらの指標は、都市の開発や再開発において、建築物の適切な配置や都市の景観を保持するために重要です。地域や用途によって、建ぺい率や容積率の規制は異なる場合があります。

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